小堀球美子のひとりごと

責任について

横山秀夫氏のクライマーズハイは、NHKでドラマ化され、ほかにも映画化もされています。
主人公の悠木は、部下を持たない遊軍記者ですが、日航機墜落事件が起きたとき、全権デスクを任され、特ダネを報じるか否かで苦悶します。そして、苦悶の上、抜きネタを新聞に載せない決断をします。
昨日、大河ドラマを見ていて、徳川二代将軍になる秀忠が軍を指揮し、関ヶ原へ向かうか真田を打つかで苦悶していました。結果は、真田で手こずり、関ヶ原に遅参してしまいました。
いずれの主人公も、判断を誤るのですが、その課された責任は想像できないほど大きく、孤独感と、逡巡で彼を責め立てたと思います。
人を統べる者は、こうした責任を回避し得ない場面に直面することが必ずあります。結果挫折することもあるのですが、それはその者の置かれた立場の宿命なのでしょう。
判断を迫られたとき、正しい決断ができるかは、日頃の鍛錬と知識の積み重ねと、勇気なのだと、昨日の大河で実感しました。

2011-09-12|タグ:

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