小堀球美子のひとりごと

二回試験について

昨日二回試験の発表があったという報を聞きました。二回試験とは、司法試験を合格し、所定の司法修習を受けた人が、最後に弁護士裁判官検察官になる前提として受ける試験です。いわば、司法研修所の卒業試験です。
最近は、この二回試験の不合格者が増えたということですが、私が修習生だったころは、確か2,3人が不合格だったと思います。その人たちも数ヶ月後の追試で合格したはずです。
ですが、今も昔も、二回試験は、司法試験よりレベルは高いと思います。それなりの素質のある人がそれなりの研修期間を受けて、それなりに勉強して望むのですから、当たり前かも知れません。
私は、余り落ちないという二回試験に不合格するのが不安で、一生懸命勉強した覚えがあります。合格したときは、謙虚によかったと喜びました。
そういう謙虚ぶりを振り返ると、今の私はなんだという気がします。少し、慢心してやしないか。
いつもチャレンジャーであることを顧みて、謙虚でならなければいけないと、自分を戒めています。

2009-12-16|タグ:

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