小堀球美子の相続コラム
相続コラム~となりの遺産分割番外編「21相続人多数」
ずっと先代の人の所有権登記が残っているときなど、後継者が登記を自分に移転したいと思うととてもたいへんです。
相続人が枝分かれになって多岐にわたり、十人単位で増えています。
このようなとき、司法書士さんなどは丹念に戸籍をたぐって皆さんに協力を申し出ますが、争う人が出てくると弁護士の出番になります。
もめていますから、家裁に調停を申し立てますが、これは裁判所に嫌われます。
どういう方針で解決しますか、と逆に家裁に詰問されます。
教訓:家裁は裁判所の中でも解決できない事案が多い。
2021-06-11|タグ: