遺言がなくて怖かった話し?
2010年9月15日結婚している男女の間の子がいますが、父母は離婚していたとします。父は後妻をもらって、後妻との間に子をもうけました。 父には、後妻と住む自宅があります。子は、父が死亡したら、自宅に住み、後妻である母の面倒をみようと思ってい… 続きを読む 遺言がなくて怖かった話し?
結婚している男女の間の子がいますが、父母は離婚していたとします。父は後妻をもらって、後妻との間に子をもうけました。 父には、後妻と住む自宅があります。子は、父が死亡したら、自宅に住み、後妻である母の面倒をみようと思ってい… 続きを読む 遺言がなくて怖かった話し?
日本人は、まだまだ遺言を書くことに抵抗があるようです。しかし、遺言がなくて、残された相続人が怖い思いをすること、もとより、故人の思いが遺産分割に反映されないで、あの世で後悔することもあります。何回かに分けてケーススタディ… 続きを読む 遺言がなくて怖かった話し?
預金債権は、相続開始と同時に法定相続分に応じて当然に分割されます。すると、遺産分割で協議される特別受益や寄与分の計算を行わないのでしょうか。 不動産と預金が遺産の時には、具体的相続分(特別受益や寄与分の計算を行った後の相… 続きを読む 預金しかない遺産分割
被相続人である祖父と父とが家業を一緒に営んでいて、初めは祖父が事業資金を借りていたが、祖父が死亡し、家業を継いだ父が事実上返済していたというような事案があります。 父は、他の法定相続人が負担すべき債務までも、一人で引き受… 続きを読む 相続債務
親Pと子Aが共にP所有不動産に居住していて、Pが亡くなったとき、Aは子BCから賃料相当額を請求はされないことを書きました。 では、Aが土地上(P死亡によりABC共有になっています。)に新しい建物を建てることは可能でしょう… 続きを読む 8月19日相続コラムに関して
長男に自宅を相続させるので、その住宅の住宅ローンも長男に相続させるという遺言があったとします。 債務は、相続財産に含まれず、遺言者の勝手で、銀行に対し長男だけにしか請求できないとはできません。債務は相続分に応じて当然に承… 続きを読む 債務を相続させる遺言
Pが死亡しました。生前、AはPと一緒に住み、家業を行ってきました。P死亡で、土地建物はABCの共有になりました(遺産分割前)。すると、BCは自分の持分については、Aは無断で使用しているとして賃料相当額を請求できるでしょう… 続きを読む 親PとともにP所有土地建物に住んだ子Aに対する、共同相続人BCの賃料請求
被相続人が身体を患っていて、相続人の一人である子が、ヘルパーも付けずに、もっぱら自分の力で介護していたとき、相続に際しては、どのような主張ができるでしょうか。 被相続人が自分の財産から介護費を出してヘルパーを雇っていたと… 続きを読む 寄与分の主張
父(F)と長男(S)が相次いで死亡したとします。FにはSのほかに妻Wと長女Dがいました。 FとSは共同して家業を営んでいて、銀行から事業資金として連帯債務を負っていました。 F死亡後、Sはそのまま連帯債務の全額を負担して… 続きを読む 父と長男の連帯債務
相続税では5000万円+1000万円×法定相続人数が基礎控除額ですので、これを超える遺産があるときには、相続税の申告納付が必要です。 相続税の申告納付は、被相続人の死亡から10ヶ月以内に行います。注意を要するのは、10ヶ… 続きを読む 相続税の申告