寄与分について
2011年1月21日寄与分として、遺産から先に差し引くことが許されるのは、「特別の寄与」があったことが必要です。特に、親の面倒をみた「療養看護型」の寄与で争われることが多いです。 他の相続人に比して、より貢献したと言うのではダメで、扶養義務… 続きを読む 寄与分について
寄与分として、遺産から先に差し引くことが許されるのは、「特別の寄与」があったことが必要です。特に、親の面倒をみた「療養看護型」の寄与で争われることが多いです。 他の相続人に比して、より貢献したと言うのではダメで、扶養義務… 続きを読む 寄与分について
遺産分割前に、共有の不動産から賃料収入があって、それを全額自己の収入として所得税の確定申告をした人が、払いすぎた所得税額を事務管理に基づく有益費用として、ほかの相続人に請求できるか。 ここで、事務管理とは、契約関係がない… 続きを読む 共有不動産(遺産分割前)の賃料所得を確定申告したとき
父が自身を被保険者として、妻を死亡保険金受取人としていたとき、父が死亡すると、その生命保険はどうなるでしょうか。 父は、第三者のためにする契約をしたので、妻が固有の受取人で、当然妻が単独で受け取れる。父死亡という相続開始… 続きを読む 生命保険の相続性
遺産分割調停はあくまで話し合いであり、勝った負けたの世界ではないことは先日お話ししたとおりです。 そうすると、譲歩だけをする手続なのでしょうか。 まずは、腹にたまった主張は全開にしていいと思います。主張は言うだけ言って、… 続きを読む 遺産分割調停の心得
遺産分割調停では、最初に遺言の有無を確認します。遺言があれば、遺産分割調停は必要なく、遺言に従って執行をするだけになるからです。 遺言があっても、遺言で遺産の一部の処分しか書かれていないために、残りの遺産の分け方を遺産分… 続きを読む 遺産分割調停の行方
遺産分割調停の代理人をしていると、「絶対に負けたくありません。」などとおっしゃる方がいらっしゃいます。裁判所で行う手続きですので、勝ち負けにこだわるようです。 遺産分割調停は、2人の民間の調停委員と家事審判官が調停委員会… 続きを読む 遺産分割調停
被相続人が亡くなって、共同相続人が数人いるとき、どこから遺産分割協議を行ったらよいか、弁護士に依頼すべきか、いろいろと悩むところと思います。 悩んだら、どうすればいいか。 早期に協議に入れるように速やかに準備すべきです。… 続きを読む 紛争の予防?ケーススタディ??相次ぐ相続
母が若い頃、結婚前に子を産んだがその子は遠い親戚に預けられて、その後母は結婚して子供を産んだ。最初の子Aと結婚してからの子Bも兄弟姉妹として互いに第三順位の相続人です。 Aが死亡して(Aの実の父も死亡、ABの母も死亡して… 続きを読む 紛争の予防?ケーススタディ??私にこんな兄弟がいた
遺産分割調停は、言うまでもなく家庭裁判所で行います。遺産に関わる紛争は様々ですが、遺産を巡る紛争全般を遺産分割調停で行えるかというとそうではなく、いろいろなルールがあります。 この点を、ちょっと解説。 まず、遺産に預貯金… 続きを読む ちょっとブレイク?遺産分割調停の実際
何度もお話していることですが、遺産である預金が、相続開始前後、一人の法定相続人により、取り崩され、減少していたら。 相続開始前は、預金は被相続人に属しますので、被相続人に無断で引き出し行為がなされたなら、これは被相続人へ… 続きを読む 紛争の予防?ケーススタディ??遺産である預金の取り崩し