相続コラム~となりの遺産分割、手続き編「3遺産分割と共有物分割」
2020年6月11日登記簿を見ると、共有の状態になっている不動産について、共有関係の解消は地裁での共有物分割訴訟であるととらえるのは尚早です。 たとえば、父が亡くなり、不動産があったのですが、この不動産について、兄弟間で遺産分割などしなくて… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割、手続き編「3遺産分割と共有物分割」
登記簿を見ると、共有の状態になっている不動産について、共有関係の解消は地裁での共有物分割訴訟であるととらえるのは尚早です。 たとえば、父が亡くなり、不動産があったのですが、この不動産について、兄弟間で遺産分割などしなくて… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割、手続き編「3遺産分割と共有物分割」
父母が相次いで亡くなったというケースで、後に亡くなった母にだけ遺言があり、その遺言によれば自分の遺留分が侵害されているというような場合です。 父については、遺言がないわけですので、遺産分割協議が行われなくてはなりません。… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割、手続き編「遺産分割と遺留分減殺請求(遺留分侵害額請求)」
1 遺産分割をしようと思ったら、兄の様子が変。預金について何か煮え切らない態度をしている。預金通帳を見せない、預金はもうないのだから分けるのは不動産だけ、俺は遺産は要らないよと言う。。。 2 預金について何か隠していると… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割、手続き編「遺産分割と使い込み」
HPを更新するのは、私のくだらない「ひとりごと」のみ、というのでは相続弁護士の名が廃る!ということで、新しい相続の時事問題を扱った相続コラムの連載を始めます。 いまのところ30のコンテンツを用意するつもりです。 私の経験… 続きを読む 相続コラム~「となりの遺産分割」新連載!!
祭祀を承継するのは自分だから、1回忌や3回忌(紛争の途中で訪れることがよくあります、紛争は長く続くのが通例なので)の費用も相続財産で負担されるべきという、被告がよくいます。 法事は、7回忌、13回忌と続くので、そこまで将… 続きを読む 使い込み訴訟、被告の答弁その12法事費用
厳密には、被相続人死亡後の支出なので、葬儀費用は必要経費にはならないのが原則です。そして、それは葬儀社と契約をした者が債務を負うわけで、当然には、被相続人口座から下ろしたお金で葬儀費用に充当するというのは、言い訳としては… 続きを読む 使い込み訴訟、被告の答弁その11葬儀費用
法定相続人である子の世代が働き盛りで、その子ども(つまり孫)に多額の教育費がかかるということがあります。 その孫の入学金、授業料などを、父母の預金から使っている場合があります。 子どもの学費は親が支出するのが親の務めです… 続きを読む 使い込み訴訟、被告の答弁その10孫の教育費
老齢になっても、人は人とのつながりを排除しては生きられないもの。当然にある程度の交際費は使われるでしょう。 交際費と言っても、町内会費、盆暮れの贈答、親戚つきあい、いろいろです。 その中でも、親族間の慶弔見舞い等は、たと… 続きを読む 使い込み訴訟、被告の答弁その9交際費
父母が身体精神が劣ってきたときに、子の一人にこのお金を使って介護をしてほしい、残ったものはみなお前にもらってほしい、という思いを持つことはよくあります。 被告の答弁で、もっとも判断の分かれるのが、この、子への包括的贈与で… 続きを読む 使い込み訴訟、被告の答弁その8贈与
人は霞を食って生きているわけではなく、項目付けられるほかにも、日々生活費がかかります。 その計算根拠はいろいろありますが、私が使うのは、統計局のホームページです。家庭の1ヶ月の収支がエクセルの表になっています。 それを、… 続きを読む 使い込み訴訟、被告の答弁その7日々の生活費