小堀球美子のひとりごと
「血」について
NHK朝ドラで戦後に生き別れた妹と28年ぶりに邂逅し、フラッシュバックのように戦争で亡くなった母の残影が思い出されるという場面を映していました。
血は水より濃しですね。
私の仕事は、きょうだい間で争うなど親族間の紛争が多いですが、事件により絶縁した家族が何かのきっかけに肉親の情を思い出すという場面がないのかなと思いをめぐらします。
事件が終わって、その後も肉親関係は続いていくわけで、私の知らないところで、縁を再認識している場面もあるのだろうと思うのです。
そう思ってこの仕事も良しとしようと、自分に言い聞かせているのです。
2019-09-18|タグ: