小堀球美子のひとりごと
スパルタについて
今や全国区の知名度を誇る、伊藤塾の伊藤先生ですが、私が受験生のころ(平成の初め頃)レックという予備校で、伊藤先生の講座を受けました。
伊藤先生が、「皆さんにも、将来、親が死んでも仕事を優先するような経験をすることがきっとある。だから何があっても言い訳にせず試験に勝ち抜け。」と言っていました。
いざ仕事をするようになって、確かにそのような状況です。
私が「裁判所のスパルタ、恐るべし」と思ったのが、2022年夏、私がコロナに罹患したときでした。その頃は、世間から隔離しないとならなかったので、私は2週間自宅待機をしていました。そのことで、期日のある裁判所に連絡して期日に出席できないと伝えると、「自宅でWeb会議か電話会議で参加してください」と嗚呼無情なことを言われ、仕方がないので、従いました。しかしですね、私は一応発熱もあって、苦しかったんですけど。
コロナ以外にも、いつだったかは忘れましたが、同じような対応を求められ、お客さんに同情されたこともありました。足を骨折して電話会議にしてと言ったときは、家裁の調停委員に「小堀先生は、いつ直るんですか?」と言われ、これもまた、法務局の人権相談に行こうかと真剣に考える出来事もありました。
しかしですね、けっこう、裁判官って、腹がいてー、尻がいてー(ちょっと誇張が入っています、事実は、インフルエンザとか家族の不幸とか謎の「体調不良」とか)と言って休むんですね。
今は便利で、煩わしい電話をしないでも、Web上に書き込めばいいので気も楽ですね。その裁判官の一応の「お詫び」に「お大事になさってください」「無理しないでください」など書き込んでいる相手方弁護士の方、ご苦労さんです。よっ、世渡り上手!!
関係のないはなしだけど、私が若い頃、なぜだか、知財部の裁判に出かけていったことがあって、そのときの有名な女性裁判官が、相手方弁護士にがっつり駄目出ししていました。要するに、早く主張しろよ、と。
先日、タクシーに乗ったとき、タクシーの運転手さんが、いわゆるカスハラが酷くて、行き先も言わない客が「道が違う、カネ返せ」とかいうと嘆いていました。
そういう人って、自分は間違いをしたときどうなるか想像したことがあるのだろうか。
人に対してもう少し寛容であってもいいのではないか、そうでないと後で自分にツケが回る、と経験上知りましたが、私だけ寛容であることを実践していて、私ってけっこう損しているなあ、と思ったりもしております。
2026-02-07|タグ:



