小堀球美子のひとりごと
ドジョウについて
今週初め、仕事仲間と短い1泊の旅行に行ってきました。みんな忙しいから1泊だけ。
お風呂とか食事、エステとか、非日常を楽しみました。行きは電車でしたが、帰りは運転して来た人の車に便乗させてもらいました。
話しのどこからか、私が小学生のころ、東京都北区から埼玉県入間郡日高町に引っ越したとき、校庭が土で出来ていてビックリした、と言うと、一同「土でなくてなんなの?」とビックリしていました。
北区立北の台小学校は校庭がアスファルトでした。
その特性を生かして、排水溝に布を詰め、消防車がきて水をまいて、そこにドジョウを放します。みんなでドジョウすくいをするのです。中にたまにウナギがいます。子ども達が走り回った結果、胴体を裂かれたドジョウがたくさんいて、阿鼻叫喚の状況でした。
ドジョウやウナギをさばける大人が少なく、採ったはいいが調理することがたいへんで、たぶん、その理由でこのイベントは続かなかったものと思います。
帰りの車で話したとき、仲間は半信半疑でスマホを手にして、検索して調べている様子があきらか。また、私がガセを言っていると思われているっ!!
大学生の時私が話しを盛るということで、「ガセ子」とか呼ばれたことがあったけど、大人になっても同じ様相で、疑われているっ
もっとこっそり調べろよ
でも今はホントに便利ですね。
AIで調べたら、いろいろ証言が出てきました。
北区内複数の小学校の、ネット上のグループで、ドジョウすくいのエピソードが語られていました。
でも、少しずつ、イベントの様相が違う。
私の記憶では、アスファルトの校庭、排水溝をふさぐ、消防車がキーWordですが、
ほかの情報では、
大きなビニールプールに水をためた、
消防車のホースで輪を作って水を貯めた、
大人がその場でドジョウを生のまま飲み込んだ、などなど
たぶんこれ全てのエピソードが真実です。民事訴訟を行っているとよく分かる。裁判所で認定される事実が真実ではない。ほかの主張される事実もまた真実だ。所詮人間が真実発見などできるはずもなく、たまたま今回これが真実となった、そう心に留めておこう。な、キミもな。
2025-11-13|タグ:



