小堀球美子のひとりごと

前に物が落ちる（重力）の不合理について書きました。

もう一つ不合理な事象が。

それは「人間は二足歩行で、手が二本しかない」という不合理。

雨の日、杖をついて、荷物をキャスターで運ぶとき、傘は差せません。私はこのとき、なぜ手が二本なのか不合理を感じました。

自宅マンションの重い扉を開くとき、左手に杖と鍵を持ち、右手でキャスターを引く、さらに、ゴミの袋も持っている。これは事象的には手が三本ないと解決できないのに、何故か、結果的に自分で合理化して出来ることになります。

人間が二足歩行で、手が二本という姿に進化したのは、人間が骨折するのは希で、手が二本以上要るように進化しなかったということか。そうすると、私は、人類に起こる希な事象に出くわしたことになる。他の人が経験できないことに遭遇した、人類の先駆者なのである。