小堀球美子のひとりごと
中学校の思い出について
私は、小学校3年生から27歳まで、埼玉県日高市に住んでいました。小中学校の発育途中に地元の小中学校に通い、高校は都内でしたが、1時間20分ほどかけて電車通学していました。大学も遠くから通い、司法試験の受験時代も日の出る前に自宅を出て、日が落ちてから自宅に帰るという生活をしていました。
中学校の思い出はなんと言っても通学です。片道40分かかりましたが、その途中、桑畑を通り過ぎ、清流を渡り、田んぼの中を通学していました。
中学入学当時は、古い木造校舎で、トイレも汲み取り式のものでした。途中新校舎に移りましたが、各自自分の机を抱えて、新校舎に移動した記憶があります。
清流に洗われ、桑畑で深呼吸した時分を今そことなく振り返ります。そのような環境におかれて、成長した自分への矜持を少し忘れているようです。
満月の夜、高麗の里はしんしんと静まり、人が移り変わっても、そこに在ることに思いをはせました。
2021-09-21|タグ: