小堀球美子のひとりごと
今年気に病んだことについて
大学生時代に、学食でレジを行っていた女性が、ビミョーにお姉さん?おばちゃん?という境目だったことを捉えて、口の悪い学友が、「おばねえちゃん」とか言っていました。
私も、弁護士になってから、お姉ちゃん→おねばあちゃん→おばねえちゃん→単なるおばさん→ビミョーにおばあちゃんと進化してきました。進化の過程で、気に病み病が薄れていった感じがしています。
だんだん一所にとどまらず、いろいろ周囲を眺めるようになりました。
そんな私が今年気に病んだのは?
去年の今頃骨折して手術を受けました。全身麻酔だったので、なにも知らないうちに終わっていましたが、今年の1月は何か自分が変でした。言葉が出てこない、口が回らない、思っていないことを言う、脳みそがバカになってしまったような状態でした。気に病んで、脳のMRIなど撮りに行きました。これは、全身麻酔が問題ではなかったのかと、今では思っています。
今年の1月2月は、今までとは違う自分にとまどい、もしこのままなら廃業するかと悩んだものです。でも一過性のものだったようで、今はすっかり大丈夫です。
6月に地方の裁判所で尋問手続があったのですが、しどろもどろになってしまったらどうしようと心配しましたが、杞憂に終わりました。慎重に行った分今までの中でも自分的にはよい尋問ができたと思います。
それでも、威勢のいい自分を維持するなか、ふと立ち止まったことは良かったのかな。前向きに捉えています。
こうして時は進み、いろいろ時が解決してくれるけど、その時が終わるときどうしたらいいのか。人生の先を考える年頃になりました。
2023-12-27|タグ: