小堀球美子のひとりごと
安定について
民事事件は相手のある事件ですので、いつも必然的に相手方代理人がいます。
前にも、弁護士10年選手についてで書きましたが、おば姉ちゃん弁護士、おじ兄ちゃん弁護士が相手だとなんとめんどくさいことか。
なんかいつも怒っている。攻撃的である。負かしてやろうと気負いが激しい。
先日、たまたま相手方代理人が同期のおじさん弁護士でした。なんという安定感。相手(こちら側のことです)を攻撃する姿勢でなく、必要なことを端的に指摘する。
敵ながらあっぱれと思うわけです。
私にも10年選手の時代があったし、現在の10年選手だっていずれ必ず成熟することは当たり前なのですが、年数を重ねないとどうしても分からないことがあるのですね。
2021-11-29|タグ: