小堀球美子のひとりごと
尊敬する人について
人は易きに流れるもので、この意識が変わったのは、司法試験の受験生時代でした。
勉強仲間のMちゃんにノートを借りたところ、余白に「自分を律する」と書いてありました。
Mちゃんはとても優秀だったので、そんな人があえて自分を律するのかと驚きでした。
彼女は検事に任官したけれど、今はどうしているだろう。
自分を律するってたいへんです。人は易きに流れるもの。その流れをせき止め、流れの方向を変えるのです。言葉では簡単だけど、とてもつらい仕事です。
Mちゃんへ、あなたの精神を少しでも自分のものにできるよう、私は日々鍛錬しています。
2021-03-01|タグ: