小堀球美子のひとりごと
忙しいの抗弁について
忙しくて連絡が遅れました。忙しくて書面の提出が遅れました。いずれもビジネスでは通用しない抗弁です。
お前が忙しいかどうかなど、世の中にはどーでもいいことなんだよ、ということなのです。
それに、忙しい抗弁は、どこか仕事が多いことに対する自慢をしているようにも感じられます。
人はすぐマウントする。特に女子はそうだ。女子は隣のあの子の人生がうらやましい。それを他人に指摘されるのがとっても嫌で、気がつかない振りをして、知らず知らずにマウントすることで溜飲を下げている。それで何とか自分を維持している。
子どもがいるぞ、というマウント。
家族がいるぞ、というマウント。
私には仕事があるぞ、というマウント。
私は稼いでいるぞ、というマウント。
かくも女は浅ましくて、こうしたマウントはたいてい人間の価値を下げる。中にはその仕組みすら認識しない女子がいる。それは相当女子をこじらせている。
いやーな存在なのが、人間だということです。その人間に執着して仕事をしているのも、何か逆説的だ。悪口も意地悪も案外楽しい。ホント、いやーな大人になりました。
2023-11-28|タグ: