小堀球美子のひとりごと

教育について

私は1968年生まれで、中学生のころは、1980年代だったことになります。昭和の時代ですね。

どういう合理性があるのか、まったく不明なのですが、先生がクラスメイトをみんなの面前でびんたしているという光景はよくありました。その問題点。

1 教師は、暴力を振るうことで教育的効果があるという信念があったのでしょう。そうでなければ、違法性阻却事由がなく、その行為は犯罪である。
2 その信念は、どこから学んだか。当時は、暴力が認められる教師行動規範があったのか。
3 その当時の教師は、今でもその正当性を維持するのか。
4 暴力的行為を行ってきた教師が出世している。

いろいろありますが、そのような暴力をしてきた教師が、同窓会などで、「よく怒られました!!」などと持ち上げられて、冗談にして笑っている光景がありました。びんたされた子はそこには居ません。同窓会には出ていません。身体に不法に暴力を振るわれた人は、そんなところには出たくない。身体が痛いより、その人格そのものを否定されたのではないか。

笑って済ませていいことと悪いことがあります。そこは左翼とか右翼とかではなく、教育の本質は何かが問われているのだと思います。

2023-09-05|タグ:

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