小堀球美子のひとりごと
異なる意見について
久方ぶりです。生きていました。
ある事件で、引きこもりのご子息について、「追い出したら」と「正論」を言ってしまいました。
NHKの引きこもりの番組を見て、ことはそう単純でなく、世間に放り出されたら、消去法で自分で働くだろうというのは間違いのようです。
放り出されたら、餓死するまでに自分をネグレクトする。
意思ある人間としては正当なのかもしれません。動物なら、何でも食えるものは食らう。人間はそうではない。
その人間の難しさに、ときどき単純な「正論」を吐く自分が、ものすごく短絡的であると感じ、恥じ入るばかりです。
2021-02-03|タグ: