小堀球美子のひとりごと

紛争について

私は、まじめで、NHKの朝ドラと大河ドラマは、どんなに評判が悪くても、基本はみることにしています。

世間的には、前々作の「チムどんどん」が悪かったと言われていますが、私的に最低なのは、ほかの作品で、途中離脱した作品も何作かあります。

今期の大河は徳川家康ですが、先週には、築山事件で、妻子が自害になってしまいました。

SNSでは、いくら戦国だとしても、妻子を死に至らせるのは、相当な理由があったとか、さすがの家康も妻子の命を奪うなどのことをしたのだろうか、とか言われていました。

私の扱う事件はたいてい親族間なのですが、裁判所も「親族間だから紛争は収めてはどうか」とか「これ以上関係が悪くなるのは避けたい」とか言います。

裁判官は何件も親族間の事件を行っているので、親族間の実態を知らないはずはなく、要するに、無責任に言葉を選んで、こちらの依頼者を説得しているに過ぎません。煙に巻こうとしているのです。

裁判所で、親子間、きょうだい間で、深刻に争われます。人を殺めるのは、一銭を超えているとも言えますが、詐欺師は最後には人を殺すとも言われます。

家康のこころは、今の時代で解釈されても、その当時の時代で解釈されても、そんなに変わらないものと思うのです。

2023-07-17|タグ:

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