小堀球美子のひとりごと

裁判所の季節感

裁判所の労働環境は、やはりいいんだと思ってしまう。
民事各部では、7月から8月にかけて、夏期休廷を3週間とります。

それなので、7月8月は期日が入りにくく、弁護士も暇になります。

また、裁判官の移動時期、4月も期日は入りにくいのが現状です。

ほかのあるあるは、お盆前、正月前は、裁判官がやる気になって、事件が解決することが多いです。いつも平常心で仕事してよ。

その秩序ある裁判所の日常が変わったのは、コロナ禍です。

政府が行った緊急事態宣言で、裁判所も初めてのことで、対応に困ったのでしょう。一斉に期日を延期しました。

それから、裁判の進行が遅くなって、7月の法則も、4月の法則も、お盆前正月前の法則も、すっかり乱れてしまいました。

3年経ってようやく元の季節感が戻りつつあります。

2023-07-26|タグ:

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