小堀球美子のひとりごと

なぜか2月は別に裁判所の移動時期でもなかったのに、裁判や調停の期日が少なかったです。それで、ようやくゆとりができたと先日は三連休を取ってしまいました。

でもただの勘違いだったみたい。よく見ると、やるべきことが積み重なっていました。

明日は天皇誕生日ですが、やっぱりお仕事ですね。

勘違いと言えば、先日、麻生さんの「おばさん」発言について述べましたが、よく考えてみると、麻生さんの政治家、与党の副総裁、派閥の長である立場で言ったことが問題なんだな。
たとえば、私が友人や近所の人に「おばさん」と言われても、そりゃあ当たり前。でももし裁判官が私を「おばさん」と呼んだらどうなるだろう。ときどき裁判の席で失言をしてしまって国賠訴訟などおこされている裁判官がいますが、代理人を「おばさん」などと言ったら、今どきの裁判官の独立など建前に過ぎないので、やはり問題になるだろう。

でもこの前、同期の裁判官が「コボリさん」と言っていたよ。私のことを先生などと言いたくなかったのだろうけど、「コボリ代理人」とか「コボリ弁護士」とか言い様はあったのではないか。

世の中不自由になりました。昭和は遠くなりにけり。