小堀球美子のひとりごと
夏の思い出について
最近、挨拶が「暑いですね。」になっています。どこかのテレビで、「危険の伴う暑さです。」と表現していました。
なぜこんなに暑いのか。ラニーニャ現象とか言われていますが、やはり、都会では、ヒートアイランド現象が原因なのではないでしょうか。
夏の都会は、どこもかしこもクーラーが効いていて、室外機の出す熱風が町全体を暑くしていると思われます。私はマンションに住んでいますが、普段は風通しのよい部屋なのに、窓を開けると、他の住居の室外機からの熱風で余計に暑くなってしまいます。
こんなことを繰り返していると、今に都会はアフリカのサバンナのような暑さになるのではないでしょうか。
だからといって、全室クーラーを止めないと、この現象は回避されるはずもなく、ほとんどどつぼにはまって身動きが取れない状況です。
小さい頃、早朝に起き出して、誘蛾灯に集まったカブトムシを捕りに行った思い出があります。カブトムシをひっくり返すとお腹が鳥に食べられていて、がらんどうだったその情景が思い出されます。東京は朝夕の涼しさを楽しむ余裕があった。
朝夕につかの間の涼しさを楽しんだ東京は、もうどこにもないのだと思いを来しています。
2010-07-28|タグ: