小堀球美子のひとりごと

水戸学について

いにしえの水戸学を学びに、水戸へ行ってきました。幕末の尊皇攘夷運動の論理的支柱になった学問です。
本当のことを言うと、映画桜田門外の変を観て、そのロケーションが行われたオープンセットが水戸市千波湖畔に残っていると聞いたので、その見物に行きました。
ロケに使われた大名屋敷は、本物の雪が積もったように造られていて、とても臨場感あふれるものでした。幕末の志士たちの息づかいが聞こえると思われるほど、細部にわたって、再現されていました。
桜田門外.JPG
映画の写真も飾ってありましたが、映画に映る雪を撮るのに、こぶし大の雪を作って降らせたそうです。
そこから千波湖畔を歩き、偕楽園も観てきました。梅の季節は臨時の駅も開設されるにぎわいだそうです。この日は、オフシーズンらしくとても静かでした。
路線バスに乗って、弘道館も見学しました。松平斉昭公が水戸学を学ぶために開き、最後の将軍慶喜公が明治維新後蟄居した学問の館です。館内の人に、水戸の松平家のご子孫が、たまに来られると聞き、歴史の悠久を感じました。
のんびりとした休日を過ごし、週明けからまた心機一転仕事にがんばっています。水戸学ではないけれど、この道を究められたらいいなと感じています。
黒鳥.JPG

2010-11-09|タグ:

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