小堀球美子のひとりごと

花粉症が猛威を振るっているようです。
私も実は、十数年前まで花粉症でした。大学受験の頃、鼻がむずむずするので、風邪だったら大変と思っていたところ、花粉症になったことが分りました。それから以降、花粉症の季節には、睡眠不足に悩まされ、毎年事前に耳鼻科へ通ったものです。司法試験の受験は、5月なので、ちょうど花粉症の季節に模試などがあり、いつも片手にティッシュと点鼻薬を持って臨んでいました。
ところが、修習生になって前橋に引越をした翌年の春から、花粉症が治ってしまいました。全く症状が出ず、気軽な春になったものです。
このような例はあまり聞いたことがなく、他人にこの話をしても俄には信じてもらえません。
受験生の時、模試の前になると手首と首筋に赤あざができるという不思議にも遭い、皮膚科に見てもらっても原因は分りませんでした。これも修習生になるとなくなりました。
かように、人間の体はまか不思議で科学の力では解明できないことがあります。
人知及ばざる不思議の世界に興味津々です。