小堀球美子のひとりごと
アルバイトについて(2)
弁護士になって、もう10年が経ちます。頭に白いものも増え、体にも貫禄がついて、我ながら様になってきたかなと思っております。
スタートした時は、お姉ちゃん弁護士でしたが、次第におねばあちゃん弁護士(造語)、おばねえちゃん弁護士(造語)になって、最近は、微妙におばさん弁護士という感が強くなっています。
お姉ちゃん弁護士は、全く余裕がなく、24時間弁護士で、苦しかったと記憶しています。おねばあちゃん弁護士、おばねえちゃん弁護士とステップアップしていって、弁護士でない時間が長くなり、余裕がでてきました。
弁護士でない時間がある、弁護士でない自分がいる、ということは、かえって弁護士の仕事に幅を持たせ、満足のいく仕事につながります。これから、どんどん年を取って、さらに余裕が出てくるのだと思うと、とても楽しくなります。
新米弁護士のテレビドラマを見て、お姉ちゃん弁護士の気持ちを思い出しました。笑っちゃうほど、不器用でこっけいで、ちょっと涙が出ました。
注)おばねえちゃん弁護士とおばさん弁護士の狭間にいて、まだまだ勉強だということはちゃんと分かっております。
2008-04-30|タグ: