小堀球美子のひとりごと
選択権がないということについて
便利な世の中で、ものを求めるときには、選択権がいくつかあって、選んでもらえるというのが、都会の便利さです。
たまに、旅行や出張などで地方に行ったとき、選択権がないことに改めて驚きます。
地方のキヨスクで単行本を買うとき。長旅の退屈を紛らわすために求める活字が選べない。
地方での宿泊施設で飲み物を求めるとき。旅の無聊を慰めるために求める酒が選べない。
ときどきこんな不便に遭遇しても間に合わせるゆとりを、常に持っていたいと思います。
2014-07-22|タグ: