小堀球美子のひとりごと
成人式について
今日は成人の日、祝日です。
私の成人式から約30年が経ちました。昭和の終わりでした。
その頃は埼玉県日高市に住んでいて、日高市主催の成人の式典に行きました。
私は、振袖は着ないで、スーツで出かけました。たいした理由はなかったのですが、その余裕が我が家になかったのと、そのような常識を持ち合わせていなかったためと思います。
先ごろ、中学時代の同窓会があって、「小堀は成人式に着物を着てなかったよな」と同窓生に指摘され、けっこう異端なことだったのだと改めて思いました。
私はそのころ、司法試験を目指していて、そのことは大きな声で言えなかったのですが、私の勉強したいというわがままを許してくれた、両親には本当に感謝しています。
紆余曲折を経て、私は自分でいうのもなんですが、弁護士として普通に仕事ができていることが、自分でとてもびっくりです。
本当に敗者復活戦は何度もあったというのが正直なところです。これから道を切り開いていく後輩にも、敗者復活戦は必ずあり、人生は何度でもやり直せるということだけは、えらそうですが、言える気持ちがします。
2018-01-08|タグ: