小堀球美子のひとりごと
大河について
「いだてん」が苦戦しているそうです。もちろん視聴率のことなのですが、私などは、BSで午後6時からの放送を見て、本割りで午後8時も見ます。そして、後日オンデマンドでまた見たりもします。要するに、今は視聴の仕方が選択できるので、一概に、本割りの数字が悪いからと言って、視られていない、支持されていない、と判断するのは早計だということです。
ただ、確かに、「いだてん」は大河としては若干の違和感があります。
大河ドラマは、幕末や戦国時代を描くことが多く、多くの場面は「生きるか死ぬか」の刹那にあります。日曜日の午後8時、一週間が始まるタイミングで、それは見る人が人生を感じることができる時間なのだと思います。まさに「オンザエッヂ」です。
大河の魅力はその非日常性で、オリンピックは、まあ、娯楽です。ちょっと、人生を描くとしては物足りない。
そんなところに、「いだてん」苦戦の原因があるのではないかと、勝手に解釈しています。
2019-02-07|タグ: