小堀球美子のひとりごと
新選組について
新選組について
平成16年のNHK大河ドラマは新選組でした。年甲斐もなく、新選組にはまりました。
子母澤寛の新選組三部作を初めとして、歴史読本のバックナンバーなどをweb古本屋で購入し、すっかり「マニア」になりました。
平成16年暮れ、京都地裁に行ったとき、足を伸ばし、京都壬生を訪ねました。光縁寺、壬生寺をめぐり、隊士たちのお墓にお参りしました。
新選組があってもなくても、明治維新は訪れたと言われます。歴史の教科書にも載っていないほどです。それでも、どうしてこんなに魅了されるのか。
江戸の食い詰め浪人だった彼らは、京都に行くほか生きる術がなかった。生活のために剣を抜いた。一方で、大義を保つため、佐幕を貫いた。それが滅んでいくことも容易に想像できたはずなのに。
その不器用さが悲しくて、心にしみるのだと思います。
2006-04-19|タグ: