小堀球美子のひとりごと
雪について
草津は、年末から本格的に雪が降ったそうです。私が宿泊した日も雪がしんしんと降っていました。温泉街では、舗道は雪が踏みしめられとけているところもあり、歩きやすいですが、少し、通りから出ると、真綿のような雪で道々がすっぽりと覆われ足を奪われます。
雪の坂道は、歩いても歩いてもとうてい目的地にたどり着けないと思われる行程です。雪の日の空気はとても冷たく澄んでいて、雪のきしむ音と私の息づかいしか聞こえません。
雪のお正月はとてもきれいでした。雪景色はシンプルで、新しい年の幕開けにいかにもふさわしい日本の冬の風景です。気持ちもシンプルになり、今年一年こうした穏やかな気持ちで過ごしたいものと思いました。
2010-01-07|タグ: