小堀球美子のひとりごと
責任について
弁護士の方で、なぜ弁護士になろうとしたのですか、と質問されて、自分の考えで仕事が出来るから、と答えている方がいました。私はびっくりしました。
それはいいことなの?自分の考えで仕事をするということは、それだけ責任を負わなくてはならないことになります。大変なことじゃないですか。
人間は、責任が降りかかってくると、それを避けようとして、その仕事から離れようとします。現実に辞任しなくても、何となくその仕事にさわるのが、嫌になります。
でも、これって一番いけない逃げ方ですよね。責任を問われたら、それに向き合い、一時でも早く責任を全うするよう働くべきと思います。
これはかっこつけで言っているのでなく、自分を長持ちさせる、一番の手法です。私は、このことを実践して、自分を守ろうとしているのです。
2010-01-19|タグ: