相続コラム~となりの遺産分割番外編「27当事者は調停に行った方がいいですか」
2021年6月14日家裁は一期日で、双方の見解を時間をかけて聞くので、調停で行われていることを代理人つてで聞くより、当事者が実際調停に参加した方が、そのニュアンスが伝わります。 ですので、調停に関しては、当事者は出席した方がいいというのが私… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割番外編「27当事者は調停に行った方がいいですか」
家裁は一期日で、双方の見解を時間をかけて聞くので、調停で行われていることを代理人つてで聞くより、当事者が実際調停に参加した方が、そのニュアンスが伝わります。 ですので、調停に関しては、当事者は出席した方がいいというのが私… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割番外編「27当事者は調停に行った方がいいですか」
遺産分割で争いがでたとき、家裁に遺産分割調停を申し立てますが、進行としては、民間の調停委員と家事審判官(裁判官)が調停委員会を構成して、行司役を務めます。 裁判官は御簾を隔てて必要な時しか顔を出しませんが、隠れている割に… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割番外編「26調停委員」
遺産に不動産があって、その現物を誰も取得は希望しないときには、売ってしまって分けるのがいいですね。存在すれば紛争になる不動産は、いっそ売って分けるというのもいいと思います。 問題は、何時売るか?遺産分割調停の中で売る合意… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割番外編「25不動産はいつ売る?」
財産を分ける遺産分割と、祭祀承継とは法律上は別問題で、多く財産を取得する人が祭祀も承継するべきということにはなりません。 理屈の上では、遺産分割調停と祭祀承継の調停は別企画なので、遺産分割で必ず祭祀も解決するということは… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割番外編「24祭祀承継」
弁護士の元に来る事件は、すでに紛争になって当事者が対立しているので、仲良く形見分けが実現しにくいのが現状です。 そんな中でも比較的上手くいった形見分けが、遺産分割調停の成立の日に、自宅を取る相続人に、自宅以外を取る相続人… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割番外編「23形見分け」
遺産の中に、負債があるとき、あるいは、北海道の原野や地方の山林があるとき。 まずは、相続放棄を検討します。しかし、プラスの財産も十分にある場合、熟慮期間3ヶ月を過ぎてしまったときなどは、相続放棄ができません。 遺言があっ… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割番外編「22マイナスの遺産の行方」
ずっと先代の人の所有権登記が残っているときなど、後継者が登記を自分に移転したいと思うととてもたいへんです。 相続人が枝分かれになって多岐にわたり、十人単位で増えています。 このようなとき、司法書士さんなどは丹念に戸籍をた… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割番外編「21相続人多数」
寄与分の主張をするとき、無償で特別の寄与を行ったことを寄与分を主張する人が証明しないとなりません。 いくら、父が不動産購入を行うにまとまった金銭を上げた,毎月扶養を超える生活費を上げていた、会社を休んで父の療養看護に努め… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割寄与分編「20寄与分と証明」
17で述べた続きです。小遣い程度であれば、寄与分とは認められないでしょうが、毎月の生活費を負担していた、本来は3人のきょうだいで母を扶養するべきだったと言う場合は、17でも挙げたように、 負担扶養料×期間×(1-寄与相続… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割寄与分編「19寄与分と生活費」
父の入院費、通院費を負担し、病院への送迎も行っていたというケースでは寄与分は認められるでしょうか。 入院費などまとまった金額を負担していた場合は、財産給付型寄与分と認められます。ただ、その総額がまとまった額にならないとき… 続きを読む 相続コラム~となりの遺産分割寄与分編「18寄与分と医療費」