相続コラム?被相続人が死亡する以前の遺産分割
2011年8月3日被相続人が生きているのに、相続の話をする人がいます。いずれもめるのだから、被相続人も話し合ってくれと言っている場合もあります。 被相続人が存命のうちは、遺産分割はできません。「遺産分割は、遺産に属する物又は権利の種類及び… 続きを読む 相続コラム?被相続人が死亡する以前の遺産分割
被相続人が生きているのに、相続の話をする人がいます。いずれもめるのだから、被相続人も話し合ってくれと言っている場合もあります。 被相続人が存命のうちは、遺産分割はできません。「遺産分割は、遺産に属する物又は権利の種類及び… 続きを読む 相続コラム?被相続人が死亡する以前の遺産分割
遺産分割調停を起こすとき、申立書に遺産目録を添付します。これには、現に存在する被相続人の遺産を載せるのが正解です。 相続開始後解約されていた預金などがあったときは、厳密に言えば、今はない財産で、これは形を変えて、解約した… 続きを読む 相続コラム?遺産目録の記載
遺産分割協議で、最初になすべきことは、相続人の範囲の確定と、相続財産の範囲の確定です。 遺産分割協議は、法定相続人全員が参加しないと協議としての効力がなく、今現にある遺産を分ける手続なので、上記が必要です。 ここで、相続… 続きを読む 相続コラム?遺産分割の出発点
相次ぎ相続などで、相続人が兄弟姉妹やその子らにまで及んでいて、しかも居住地が点々としているとき、どのようにしたら自宅を確保できますか。 自宅しか相続財産がなく、その自宅に一人の相続人が住んでいるとき、問題は複雑です。 そ… 続きを読む 相続コラム?相続人が多数多地方に及んでいるとき
預金などを遺産分割するとき、たいていは相続開始時の残高証明の残高をもって、計算します。株式などは、一定の日の評価をもって計算します。 ある相続人が、預金と株式等金融証券を全部得て、他の相続人には代償金を払うという解決方法… 続きを読む 相続コラム?実は得する代償分割
遺産分割調停では、最後に精算条項といって、「(この調停により)遺産に関する一切の紛争を解決したものとし、ほかに債権債務のないことを相互に確認する。」という文言をいれます。 一方、調停条項では、最初に「遺産の範囲」を遺産目… 続きを読む 相続ブログ?「遺産分割調停の精算条項」
被相続人が、晩年自分以外の相続人のもとで暮らしていて、自分には、被相続人の預金が分からないとき、どう調べますか? 一緒に暮らしていた相続人も、一切を秘密にすることはできないので、小出しに、ある金融機関のある支店、普通預金… 続きを読む 遺産に預金があるかの調べ方
父甲が死亡し相続が開始した後遺産分割未了の間に、甲の法定相続人であった母乙が死亡し、乙についても相続が開始したとき、この乙の相続を再転相続と言います。 甲の法定相続人が乙と、その子どもらであり、乙には固有の財産はなく、甲… 続きを読む 再転相続の遺産分割
何度も書いているのですが、相続財産である預金を、相続開始前後、法定相続人の一人が下ろしていることはよくあります。 このとき、相続開始前は、被相続人に無断で預金を下ろしたとして、被相続人がその者に不当利得返還請求ないし、不… 続きを読む 不当利得返還請求
2010年4月2日に書いた夫婦の預金のその後です。 夫婦で稼いだお金をどちらか一方の名義にしていることはよくあります。 たとえば、妻は夫婦で稼いだお金をもっぱら夫名義にしていて、夫が死亡して相続が開始したとき、この預金は… 続きを読む 夫名義、妻名義の預金