紛争の予防?ケーススタディ??兄弟のうち私だけ大学へ行っている
2010年10月8日我々弁護士は、実際起きた紛争の解決に携わることを本職とします。ですから、弁護士の仕事を「後始末」「どぶさらい」と表現する人もいます。でも、紛争の根がどこにあったかを知る立場として、紛争の予防も呼びかかられればと思いました… 続きを読む 紛争の予防?ケーススタディ??兄弟のうち私だけ大学へ行っている
我々弁護士は、実際起きた紛争の解決に携わることを本職とします。ですから、弁護士の仕事を「後始末」「どぶさらい」と表現する人もいます。でも、紛争の根がどこにあったかを知る立場として、紛争の予防も呼びかかられればと思いました… 続きを読む 紛争の予防?ケーススタディ??兄弟のうち私だけ大学へ行っている
預金債権は、相続開始と同時に法定相続分に応じて当然に分割されます。すると、遺産分割で協議される特別受益や寄与分の計算を行わないのでしょうか。 不動産と預金が遺産の時には、具体的相続分(特別受益や寄与分の計算を行った後の相… 続きを読む 預金しかない遺産分割
被相続人である祖父と父とが家業を一緒に営んでいて、初めは祖父が事業資金を借りていたが、祖父が死亡し、家業を継いだ父が事実上返済していたというような事案があります。 父は、他の法定相続人が負担すべき債務までも、一人で引き受… 続きを読む 相続債務
親Pと子Aが共にP所有不動産に居住していて、Pが亡くなったとき、Aは子BCから賃料相当額を請求はされないことを書きました。 では、Aが土地上(P死亡によりABC共有になっています。)に新しい建物を建てることは可能でしょう… 続きを読む 8月19日相続コラムに関して
Pが死亡しました。生前、AはPと一緒に住み、家業を行ってきました。P死亡で、土地建物はABCの共有になりました(遺産分割前)。すると、BCは自分の持分については、Aは無断で使用しているとして賃料相当額を請求できるでしょう… 続きを読む 親PとともにP所有土地建物に住んだ子Aに対する、共同相続人BCの賃料請求
被相続人が身体を患っていて、相続人の一人である子が、ヘルパーも付けずに、もっぱら自分の力で介護していたとき、相続に際しては、どのような主張ができるでしょうか。 被相続人が自分の財産から介護費を出してヘルパーを雇っていたと… 続きを読む 寄与分の主張
父(F)と長男(S)が相次いで死亡したとします。FにはSのほかに妻Wと長女Dがいました。 FとSは共同して家業を営んでいて、銀行から事業資金として連帯債務を負っていました。 F死亡後、Sはそのまま連帯債務の全額を負担して… 続きを読む 父と長男の連帯債務
相続人が多数いて、しかも遠方に散り散りに住んでいるとき、不動産はどう分けましょうか。 遺産分割調停などで、不動産を共有にする登記をして、これをみんなで売り、代金を分ける。家裁では、一人に相続させて他の相続人へ代償金を払う… 続きを読む 相続人が多数で点在しているとき
ある法律相談で、全く価値のない不動産を持っていて、固定資産税だけかかって困っているというご相談がありました。 民法は無主物が一時たりとも生じることを禁じていますから、売れない、もらってもらえない不動産でも自由に放棄したり… 続きを読む 生前の財産放棄
何度も論じていますが、相続預金を勝手に引き出した人があるとき(相続開始後と限定します)、相続預金は可分債権なので、相続開始と同時に法定相続人が法定相続分で承継しますから、勝手に引き出したAに対して、Bは不当利得として返還… 続きを読む 相続預金を勝手に引き出した人へ