相続コラム?笑う相続人
2011年10月20日被相続人が身寄りのない人について、亡くなって役所が相続人を探索したら、異父兄弟が見つかったというような事案があります。 異父兄弟同士、ほかに兄弟がいるなど思いも寄らなかったということがあります。この異父兄弟も兄弟である以… 続きを読む 相続コラム?笑う相続人
被相続人が身寄りのない人について、亡くなって役所が相続人を探索したら、異父兄弟が見つかったというような事案があります。 異父兄弟同士、ほかに兄弟がいるなど思いも寄らなかったということがあります。この異父兄弟も兄弟である以… 続きを読む 相続コラム?笑う相続人
自筆証書遺言は、民法上、公正証書遺言とその効力は同じです。 遺言者が全文を手書きで書き、誰の手を借りなくても秘密裏に作成できる遺言であるため、なんとなく、公正証書より扱いが軽いと思われがちです。 しかし、検認済みの自筆証… 続きを読む 相続コラム?自筆証書遺言の扱い?
以前にも書きましたが、遺言があるなしでその後の手続が全く違います。 それでは、遺言の有無が分からない場合どうしたらいいか? 公正証書遺言であれば、最寄りの公証役場に問い合わせることで、相続人であればその写しがもらえます。… 続きを読む 相続コラム?遺言の有無
自筆証書遺言は、全文と日付、名前が全部自著で印鑑を押しているのが、形式的要件です。 そして、自筆証書遺言が見つかったら、家裁で検認の手続を取ることが必要です。 では、印鑑の押されていない自筆証書遺言は検認されるでしょうか… 続きを読む 相続コラム?自筆証書遺言の検認
被相続人は、子Yに全遺産を相続させる遺言を遺し死亡しました。ほかの法定相続人であり子であるXがYに遺留分減殺請求をしました。 被相続人には、相続債務がありました。遺言を被相続人の意思に添って解釈すると、少なくとも相続人間… 続きを読む 遺留分減殺請求の計算に自己が相続債権者に負う債務額を加算できるか
通常、裁判は、いくらを支払えなどという給付の訴えで解決できる場合には、いくらの請求権があることの確認を求めても、それは通常は解決には迂遠であるので、不適法として却下されます。 同じく過去の法律関係事実関係の確認を求めても… 続きを読む 遺留分減殺請求権がないことの確認を求める訴え
次は、相続させる遺言と寄与分の規定との関係です。 904条の2第3項では、「寄与分は、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額から遺贈の価額を控除した残額を超えることができない」と規定されています。つまり、相続財産… 続きを読む 「相続させる」遺言と寄与分
ある特定の遺産について、相続されるとしたとき、特別受益903条(特に2項)の規定の適用があるか。 最高裁は未だ判断していません。 相続させる遺言の法的性質を、遺産分割方法の指定でありながら、所有権は被相続人の死亡時に確定… 続きを読む 「相続させる」遺言と特別受益
ある法定相続人に「相続させる」遺言があるとき、最高裁によれば、これは、?遺産分割方法の指定であり、?遺言の効力発生と同時に所有権は確定的に移転する解釈しています。 遺産分割方法の指定である以上、「特定の財産を特定の相続人… 続きを読む 相続させる遺言と代襲相続
何度も書いているのですが、相続財産である預金を、相続開始前後、法定相続人の一人が下ろしていることはよくあります。 このとき、相続開始前は、被相続人に無断で預金を下ろしたとして、被相続人がその者に不当利得返還請求ないし、不… 続きを読む 不当利得返還請求