小堀球美子のひとりごと

マウントについて

私は、埼玉県日高市の高麗中学校を卒業しました。市内にはたしか、4つの中学校がありました。私が生徒会の副会長の用事で、高麗川中学校に行ったとき、高麗川中学校の生徒から「そのなりは高麗中だな」と言われました。高麗中<高麗川中というヒエラルキーがあったのです。高麗川中が高麗中にマウントしている。

高麗中在学中、飯能市の塾に通っていました。飯能市内の中学生は高麗川中の生徒にマウントしていました。なにしろ、飯能市には、マクドナルドやケンタッキーもあるし、丸広デパートもあったからね、都会だった。

私は高校は池袋で、遠距離通学していましたが、若干なのだが、埼玉県から通っている人<千葉県から通っている人<東京都下<東京23区の序列もあったように思う。その中でも西武秩父線から通う私は物珍しそうに眺められました。でもあからさまな嫌なマウントはなかったかな。

大学時代は、やはり埼玉の奥地から通っているということで、マウントと言うより、同情されました。

司法修習生になると、ときどきいるんだな、学歴マウントしたがる輩が。これは、陰湿でほかの人には見えないようにマウントされる。「こぼちゃん、英語ができないもんね。」とか、「日大出身の弁護士もたまーにいるよね、すごいね」なにが「すごいんだ???」。このニュアンスには私のどこかをうらやむ気持ちもあって、その裏返しであえてマウントしている感じでした(逆に私もほかの理由で陰湿にマウントしたかも)。

まだあるぞ、結婚した女のマウント。でもこの女も子どものいる女のマウントを受けている。子どものいる女は、デキるキャリアウーマンにマウントされることもある。ここに、マウントの無限ループが見られる。

何が言いたいかって、要するに、みんなマウントしているので、結局は同類ということです。さあ、仕事しよっ

2024-10-03|タグ:

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