小堀球美子のひとりごと
ムラの本質について
私は実は大相撲ファンで、ミーハーなことに、大相撲公式ファンクラブに入ってしまいました。土俵型マットもらいました。
私は、なにかアウトローの雰囲気漂う朝青龍が好きでした。白鵬も強くて応援していました。白鵬は、朝青龍が不祥事で引退するとき、泣いていましたね。やっぱり日本人力士を応援しがちですが、外国から来て無理をして日本語を覚えて、日本の慣習を身につける外国人力士も応援したいです。
ファンクラブには入りましたが、最近の相撲協会の動きには水をさされました。
相撲協会は、理事会の人員の入れ替わりもなく、独自のムラを作って、白鵬をいじめているように思います。今までの親方の不祥事の事例からは厳しすぎる処分だと思います。
デーモン小暮が「アメリカでイチローがブーイングされたら悲しいだろ。外国人力士を応援してやれよ」と言っていました。ホントに、いじめるなら初めから外国人に門戸を開かなければいいのに。
弁護士会も振興法律事務所に厳しい処分をしていて、何か狙い撃ちみたい。出る杭は打たれるということでしょうか。ムラ意識がここにも透けて見える。
私はいわゆる地区法曹というのに登録はしていますが、もう10年以上前でしょうか、所属の先生が亡くなったときに、その先生の担当していた事件を期の上の先生がとりまとめてほかの先生に分配しているということがありました。私にはお声はかかりませんでしたが、亡くなった先生の事務員だった人が個別に小さな消費者金融の相談業務を私に担当してくれないかと言ってきたことがありました。実は前に私自身がその消費者金融さんを相手に事件を行ったことがあって、なんとなくその従業員の人と親しく話していたことがあったので、その従業員の人が私の名前を挙げたのかもしれません。私は一応と思って、取り纏めをしていた期の上の先生に電話をしてそのことを話したのですが、「not my business」という趣旨のお答えでした。
ムラの中枢にいる人はムラを守りたいのでしょうけれど、ムラにほかの人も受け入れたなら多様性を覚悟しないでは自己矛盾なことは誰でも分かることですが、今現代でもこういったことがあるのですね。
2024-03-29|タグ: