小堀球美子のひとりごと
経験について
今日は、仕事としてのキャリアではなく、人生の経験についてです。
結婚している人に、「結婚していないから分からない」とか「子どもがないからそう言える」とか言われると、それを言い出したらお話しは終わります。
若い頃に口の悪い男友達がいわゆるオールドミスの人が口うるさいと言って、「分かる気がするよな」とか言っていました。
そういう人ってすごく片寄っていて、たぶんそのこと自体に気がついていない人。それで自分のことについては自己評価がとても高くて扱いに困る。
じゃあ何か、結婚してない弁護士は離婚事件をやっちゃいけないのか、私は親が死んだことがないけど、そうすると、相続事件を多数扱っているとか、言ってはいけないのか。
少し考えると論理のほころびが顕著なとめどないこの議論に、多様性とか言いながら、日本人は当たり前を強調する。結局多様性なんて実現できないね。そうやって普通でないと人を見下して自分を保っている人がとても多いから。
2024-04-30|タグ: