小堀球美子のひとりごと

夢について

私はよく夢を見ます。朝起きると、見た夢のあまりの内容の濃さに驚くことがあります。たとえば、夢の中で準備書面を書いていて、きちんと判例を引用したりしているのです。そして、夢の中でひらめき、こう書けばいいのだ!と難しいことを書いている夢を見ます。
ところが、起きてみると、具体的な夢であったことは覚えていても、どのような内容だったか、なにをひらめいたのか忘れてしまいます。
反対に、準備書面を実際書いているとき、思考が行き詰まり、整理できなくなると、まるで自分が夢の中にいるような感覚に襲われることがあります。疲れて手足が動かなくなると、夢の中で必死にもがいているような感覚にもなります。
中学生の頃、国語の先生が、自分の後ろ側の世界を現実に見ていないのだから、後ろ側の世界はどろどろとした世界なのかもしれないぞ、と言っていたことがとても印象的でした。
人間は実は常に混沌の中にいて、見ているものが全てではないのではないかと、梅雨の晴れ間の暑さにゆだりながら、考えたりしています。

2011-06-22|タグ:

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