小堀球美子のひとりごと
ビーズについて(4)
寒い冬が過ぎ、桜の便りも届いて、春がやってきたようです。
暖かい陽気に誘われ、ビーズ作品も華やかな色を好んで選ぶようになりました。
今回は、私のバッグシリーズの中でも好評なビジネスバックの七色版です。この作品の特徴は、蓋がついていて、中に小さなモチーフを入れても、落ちないこと、バッグの枝の部分に引輪を編み込んであって、どの(本物の)バッグにも取り付けが簡単なことです。
このビジネスバッグシリーズを作って、友達に自慢していたら、友達が、ビーズで本物のバッグを作ってくれと言いました。スワロフスキーはガラスなので、本当にバッグとして使える大きさで作ったら、何キロにもなってしまって、とても重くて持てません。
それに、小さいミニチュアだからこそ、その造りが本物にどれだけ似せて作れるかによって、かわいさが増し、夢がふくらみます。
私は、最近、仕事もとてもおもしろいのだけれども、私の人生には、ほかにもおいしそうな皿がいくつかあって、どの皿を食べてもこれが私のすべてだと断言しない生き方をしようと心がけています。
2008-03-25|タグ: