小堀球美子のひとりごと
琴欧洲断髪式について
秋晴れの今日、あっぱれなサムライの断髪式に行ってきました。
最後の土俵入りは、未来の横綱琴欧洲ジュニア君と手をつないで。
おそろいの化粧まわしで堂々と。
断髪式には、女子は参加できません。神聖な土俵には女子は登れないのです。おじさんたちのハサミ入れに神妙な気持ちに。
最後は佐渡が嶽親方が大銀杏を切り落とし、琴欧洲親方の目に涙。挨拶は胸一杯で言葉になりませんでした。
最初に日本に来たとき、体の大きさに似合わない、気の弱そうな顔立ちに心配になって応援してきましたが、ずっと膝の故障を抱えながら、大関の地位に居続けた琴欧洲に感謝しています。満身創痍の中、習慣の異なる異国でがんばってくれてたことに、本当に感動しています。
満員の会場の日本人たちが、異国から来た青年に優しかったことが、とても誇らしく思います。外国の人を排除しない相撲協会にあっぱれ!
2014-10-04|タグ: