遺産分割協議にかかる時間
2010年6月24日遺産分割の依頼をされて、よく聞かれることは、遺産分割事件が解決できるまで、どのくらいの期間がかかりますか、ということです。 相続税の申告期限が、死亡後10ヶ月なので、この期間内に遺産分割協議をしなければならないと思ってい… 続きを読む 遺産分割協議にかかる時間
遺産分割の依頼をされて、よく聞かれることは、遺産分割事件が解決できるまで、どのくらいの期間がかかりますか、ということです。 相続税の申告期限が、死亡後10ヶ月なので、この期間内に遺産分割協議をしなければならないと思ってい… 続きを読む 遺産分割協議にかかる時間
相続人は、配偶者、子、親、兄弟姉妹などがなりますが、身寄りのない人など、相続人がいないときもあります。その人に財産があるとき、どのような扱いになるでしょうか。 相続人が不存在のときには、利害関係人の請求によって、家裁が相… 続きを読む 相続人がいないとき
相続が開始して、相続債務つまりマイナスの財産が、プラスの相続財産より多かったら、相続放棄をします。 相続放棄すると、初めから相続人でなかったことになりますから、相続債権者はその法定相続人に債権を行使できません。 注意を要… 続きを読む 相続放棄しようとするとき注意すること
たとえば、遺留分減殺請求訴訟を予定しているとき、裁判には時間がかかります。遺言で取得した不動産等について、遺言で相続させるとされた相続人がほかへの処分を検討している場合など、その相続人はほかに資産がなく、訴訟で勝っても実… 続きを読む 相続に関する訴訟と仮差押え
父は老齢で病院にいるのに、長男が勝手に父の財産を処分しています。というご相談があります。 この場合は、父の後見開始の審判を家裁に申立てます。 父に後見人が就けば、父の財産を後見人が管理するので、長男は父の財産には関与でき… 続きを読む 相続の前哨戦?後見開始の申立て
普通、一人の相続人から他の相続人へ、預金を勝手に引き出したなどとして訴訟提起するには、一人から一人への訴訟提起が可能ですが、遺産を巡る訴訟では、相続人全員が当事者にならなければならない訴訟形態があります。 これを講学上、… 続きを読む 相続人全員ですべき訴訟
Bから訴えられたAはどのように反撃すべきでしょうか。 まず、相続開始前。引き出し行為がAによるものではないとBの請求を否認することが一つです。一番考えられるのは、P自身が引き出し行為を行い自分で使ったという主張。Pが認知… 続きを読む 預金等の利得について返還請求されたときの防御の方法
何度か触れたように、相続人の一人が、遺産である預金を相続開始前後引き出していた、解約していたなどということがままあります。バリエーションとしては、被相続人が取得すべき賃料(被相続人の所有する不動産を第三者へ賃貸していたと… 続きを読む 預金等の利得への返還請求の手法
ほかの相続人が遠方の時など、どこの裁判所に申立てるか。 管轄は、相手方の住所地にあります。ですから、東京の相続人が大分に住む相続人を相手とするときには、大分家裁に申立てなければなりません。 ただ、相手方が数人ある時には、… 続きを読む 遺産分割調停の管轄
両親の老後の面倒を見た私には寄与分が認められるのではないですか。と主張する方がいます。 これには、両親の療養看護をしたケースと、両親の生活を扶養したケースがあると思います。 どちらでも、寄与分として認められるには、無償の… 続きを読む 寄与分の主張