小堀球美子の相続コラム

使い込み事件の立証責任

2019年2月4日

使い込み訴訟で「難しい」と言われるのは、原告(返還請求をする人)に、被告による引き出しである、被告が被相続人に無断で引き出したということを証明する責任があるからです。 これはとても難しく、たとえば、被告が、引き出したが、… 続きを読む 使い込み事件の立証責任

相続法改正、居住権の譲渡

2018年6月26日

新しい相続法では、生存配偶者の長期的居住権は期間が決められたときには、その期間満了で終了し、配偶者が死亡したときにも消滅します。つまり、配偶者に子などいても、相続性はないということです。 このように、配偶者居住権は不安定… 続きを読む 相続法改正、居住権の譲渡

相続法改正、遺言

2018年6月12日

遺言には、公正証書遺言、自筆証書遺言、秘密証書遺言がありますが、今回の改正は、自筆証書についてです。 今までは、自筆証書遺言は、財産目録についても全部自筆であることが必要とされていました。このことが、自筆証書遺言の作成の… 続きを読む 相続法改正、遺言

相続法改正、配偶者への贈与、持ち戻し免除の意思表示

2018年6月11日

相続法改正では、婚姻期間が20年以上の夫婦の一方に、居住用不動産を贈与したとき、それは生前贈与で、特別受益であるけれど、持ち戻し免除の意思表示があるものと推定されます。 Aが配偶者Bに居住用不動産1000万円を生前贈与し… 続きを読む 相続法改正、配偶者への贈与、持ち戻し免除の意思表示

相続法改正、居住権

2018年6月4日

権限がなくても住み続けていると居住権なる権利が発生し、その者に明け渡しを求められない、半ば都市伝説のように言っている人がいましたが、その都市伝説が法律になりそうです。 今国会に相続法改正案が提出されます。 その中で、配偶… 続きを読む 相続法改正、居住権

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