2014年9月11日
遺産が、不動産甲と預金1000万円であったとき。 預金については、法定相続人Aに「相続させる」と遺言されています。不動産甲については、遺言で言及がなく、遺産分割が必要です。 Aも法定相続人なので、遺産分割協議に参加します… 続きを読む 遺産の一部を 相続させる と 遺言 された 法定相続人 がいます。 他の遺産 を分けるとき、その「相続させる」とされた者はその分を持ち戻さなければならないですか。
2014年8月12日
20年前に父から長男へ土地を贈与されていることが、登記簿上明らか。 父は、長男に全遺産を遺すという遺言を書いた。他の相続人は何が言えますか。 そんな以前のものが遺留分減殺の対象になるか、半信半疑の方もいます。 遺留分算定… 続きを読む 20年 も前の父から長男への 贈与 は、 遺留分減殺の対象 になりますか。
2014年7月9日
Fさんは2人姉妹。姉が母の預金を生前2000万円使い込んで返そうとしません。Fさんが返還請求訴訟を起こすと、姉は全財産を姉に相続させるという母の遺言を持ちだしてきました。 裁判所は、預金の返還請求権を母が持っていたとして… 続きを読む 使い込み 参考事例=Fさんの場合(姉が母の 預金 を使い込んだが、 遺言書 が出てきた!)
2014年6月25日
Aさんは姉と2人きょうだい。母は家業を営み、遺産の中に、未公開株と会社の敷地がありました。 母は遺言をのこし、姉にすべての遺産を相続させるとしました。 Aさんは、遺留分減殺請求の訴え提起。 争点は、未公開株と不動産の評価… 続きを読む 使い込み 参考事例 =Aさんの場合( 遺留分減殺請求事案 )
2014年6月23日
父の持っている権利は、借地権です。借地権は、借主の死亡で終了しませんから、あなたは、Aの借地権を相続します。 そして、建物の登記があれば、Aの借地権を、あとでAを取得した人にも主張できます。 似たような事例で、高裁判決の… 続きを読む 父がA 土地を借りて 建物 を所有していましたが、父死亡後、建物が 隣地Bに 越境 して建っていることが分かりました。Bについてなにか権利はありますか。
2014年6月18日
父の生前、その預金を姉が使い込んでいた時、それが父の意思に反するなら、父が姉に対し、返還請求権を持っており、それをあなたが相続したとして、行使が可能です。 しかし、遺言が見つかったということ。 遺言の内容が、「姉にすべて… 続きを読む 相続開始前に姉が父の預金を使い込んでおり、返還請求しましたが、このたび遺言があることが判明しました。
2014年5月23日
私も弁護士なので、最高裁のHPで最近の判例をチェックしています。 そのなかで、私の事務所でよくあるご相談案件「遺産である預金の使い込み」の事例を検索してみます。 私の実務での現状認識と異なり、案外少ないことが分かります。… 続きを読む 相続に関する「預金の使い込み」の判例
2013年12月20日
相続開始前後に被相続人の遺産である預金などを勝手に引き出していた相続人が多いことは、折に触れて申し上げてきました。 この場合、本質的に遺産を分けることがらでないので、家裁でなく、地裁で返還請求をしないとなりません。 この… 続きを読む 遺産の使い込み(不当利得返還)について
2013年4月1日
相続開始前後、遺産である預貯金を取り崩している人があるときがあります。 このような場合は、遺産分割調停を申し立てて返還を求めるのでなく、地裁へ返還請求訴訟を起こします。 こういった訴えに対しては、被告は、多くは、?被相続… 続きを読む 遺産の使い込みに対する抗弁
2012年6月6日
住宅新報に記事が載りました! 借地人が死亡したとき、借地権の相続について。法定相続人が相続する場合とそうでない者が遺贈される場合とで扱いが異なります。 前者は、地主の承諾が不要で、後者は、必要です。 後者の時には、地主が… 続きを読む 相続コラム?住宅新報の記事